不動産マメ知識

復旧及び建替え

宅建業法 2012年3月7日

第八節 復旧及び建替え 
(建物の一部が滅失した場合の復旧等) 
第六十一条  建物の価格の二分の一以下に相当する部分が滅失したときは、各区分所有者は、滅失した共用部分及び自己の専有部分を復旧することができる。ただし、共用部分については、復旧の工事に着手するまでに第三項、次条第一項又は第七十条第一項の決議があつたときは、この限りでない。 
2  前項の規定により共用部分を復旧した者は、他の区分所有者に対し、復旧に要した金額を第十四条に定める割合に応じて償還すべきことを請求することができる。 
3  第一項本文に規定する場合には、集会において、滅失した共用部分を復旧する旨の決議をすることができる。 
4  前三項の規定は、規約で別段の定めをすることを妨げない。 
5  第一項本文に規定する場合を除いて、建物の一部が滅失したときは、集会において、区分所有者及び議決権の各四分の三以上の多数で、滅失した共用部分を復旧する旨の決議をすることができる。 
6  前項の決議をした集会の議事録には、その決議についての各区分所有者の賛否をも記載し、又は記録しなければならない。